挨拶は"How are you?"だけではない!〜グリーン先生が教えてくれなかった英語〜

こんにちは。

Azusaです。

 

 

"How are you?"

 "I'm fine, thank you. And you?"

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コピペしたようなこの定型文。

初めての英語の教科書に乗っていた

グリーン先生が教えてくれた挨拶の文。

 

いっつも同じフレーズで

相手にきいていませんか?

 

大丈夫。

簡単そうで難しい挨拶への苦手意識は

あなただけのものではないから。

 

だって、

日本人は久しぶりに友達に合わない限り

「元気?」「調子はどうよ?」

なんて普段言わないじゃないですか。

 

だけど、

英語を話す国ではそれが日常茶飯事。

そしてそれが

相手と距離を近づける第一歩なのです。

 

 

あなたがこの挨拶をクリアできていなければ、

外国人を不快にさせてしまう

可能性もあるのです

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なんでそんな深刻なのか?

それは英語を話す国において

挨拶=あなたのことを気にかけていますよ

というサインだからです。

 

その理由は

海外ではパーソナルスペースが広いから。

 

“目の前にいる人に気をかけること”は、

彼らにとって当たり前のことであり、

当たり前なのに挨拶をしないことは

当然失礼になってしまうのです。

 

 

だから、

人と会う時の初めの一歩である

挨拶をクリアすれば、

あなたの英語の世界は大きく変わる。

 

その一歩が

あなたと相手との関係を

大きく変える。

 

挨拶のおかげで

コミュニケーションが取れ、

なかなか話せなかったあの子と

深い話に発展させることだって可能!

 

 

ここで

あなたの印象を決める挨拶を

しっかりと使えれば、

世界中に友達を作ることだってできるんです。

 

 

では、

あなたの挨拶に磨きをかけるフレーズを

一つ一つお教えします!

 

 

まず抑えたいのが、

挨拶が How=相手の状態をきく

    What=相手の近況・まわりの状態をきく

の2つに分かれていること。

 

どちらが丁寧なのかというと、

相手自身の状態を聞いているのですから

Howがフォーマルな場面で使えます。

 

それに対し、

Whatで始まる挨拶は

近しい友達・家族・知り合いに対して

よりカジュアルに使えます。

 

あなたが話している相手・状況

に合わせて、

HowかWhatかは判断してくださいね。

 

 

それでは

実際にどんな挨拶を

ネイティブは使っているのでしょうか?

 

 

◎Howから始まる挨拶

 

-How are you doing? 「元気にしてますか?」

 

 これはどんな相手でも、

 どんな場面でも使える最強のフレーズ。

 

-How's (How is) it going? 「どう進んでますか?」

 

 この it  は、todayだったりlifeだったり

 色々なものを含んだもの。

 

 親しい間柄でも使われますが、

 カフェやカジュアルなレストランの店員さんが

 よくお客さんに対して使っているのを

 耳にしますね。

 

-How's your day going?

 「今日はどんな感じですか?/どう進んでますか?」

 

 How's it going? とセットで

 頭に置いておいてください。

 

 同じニュアンスで 

 使われるシチュエーションも同じ。

 

-How have you been? 「どう過ごしてましたか?」

 

 久しぶりにあった知り合いに使います。

 

 “最後に会ってから今まで”

 元気にしてましたか?

 といった意味を含みます。

 

 なので

 昨日・一昨日あった友人に対して

 使うことはできません。

 

-How are things? 「いろいろとどうですか?」

 

 Things =家族・趣味・仕事を含めた日常生活

 

 これも近況を知らない

 久しぶりにあった人に対して使います。

 

-How's everything? 「(色々含めて)すべてどうですか?」

 

 everything = things と考えて良いです。

 

 

ここで抑えたいのが、

 

"How are you doing?" と

相手の様子を訪ねた後に、

"So, how is everything?" "How are things?"

と聞くことでより深い話ができます。

 

相手のことを

フォローアップしたい場面で

サッと尋ねられると

スマートです。

 

 

◎Whatから始まる挨拶

 

前述の通り

What を使う表現はカジュアルなので

状況・相手を考えなければ

失礼になるので気をつけましょう。

 

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-What's up?「元気?」「よう!」

 

 とてもカジュアルで若い男性がよく使います。

 同年代の友達同士が交わす挨拶です。

 

 「元気?」と尋ねるよりも

 「よう!」と挨拶をするイメージが強いです。

 

 これに対する返事は

 男性は"What's up?" とそのまま返す

 女性は"Hi." "Hey." と挨拶をすると

 ネイティブな返しができます。

 

-What's going on?「元気?」「調子はどう?」

 

 What's up? と同じように

 挨拶をする時にも多く使われます。

 

 この表現は男女問わず使われていますね。

 

 これに対して同じ言葉を返しをしても、

 "Not much." などと

 質問として返事をしても良いです。

 

-What's happening?「最近どう?」「何してるの?」

  

 直訳すると

 「何が起こっているの?」

 となりますが、

 相手の近況を聞く時に使えます。

 

 また、友達が数人集まっている場面で

 「何してるの?」「どうしたの?」と、

 輪に加わりたい時も使えます。

 

-What have you been up to?

 「今までどう過ごしてたの?」「元気にしてた?」

 

 "How have you been?"の、

 カジュアルな表現です。

 

 知り合いというよりも

 もっと親しい友達に使います。

 

 "It's been a while! What have you been up to?"

 「久しぶり!元気にしてた?」

 

 といった形で多く使われます。

 

-What are you up to?「今何してるの?」「何する予定?」

 

 what are you doing?の口語的表現。

 

 電話などでは相手の今の様子、

 tommorow / this weekend などを加えて

 相手の予定を聞きたい時に使います。

 

-What's new?「最近どう?何かあった?」

 

 こちらも久しぶりにあった友人に使います。

 

 new? と聞いていますので、

 新しい変化を知りたい時に使います。

 

 

 

これまでに

HowとWhatを使った

たくさんの表現を紹介しました。

 

"Hello." に付け加えて

状況・相手に応じて

今回お教えしたフレーズを

使ってください。

 

わからなければ

"How are you doing?" が万能で

どんな場面・相手にも使えます!

 

そうすれば一気に

相手との距離は近づきます。

 

 

 

そして大事なのは

「自分から声をかけること」

 

日本語でも

そこまで仲良くなれてない友達から

「おはよう!」と言われたら

すごく嬉しいですよね。

 

それと同じです。

 

自分から挨拶してみることで

相手の反応は

さらに良くなることでしょう。

 

そしてそこから

ネイティブがどう返事をするのか

学ぶこともできます。

 

 

 

挨拶のレパートリーが増えたあなたは

自然に話せることも大事です。

 

今すぐ

このページを見ながら

ブツブツ音読して練習してみましょう。

 

何度も繰り返すことで

体に染み付いていきます。

 

人間関係の基本、

挨拶を完璧にマスターして

自信を持って英語を使えるようになりましょう!

 

 

ここまで読んでいただき、ありがとうございます!

コメント、シェアお待ちしております。

 

Azusa